禁煙治療薬チャンピックスによる呼吸器の改善

煙草は、健康に対して悪影響のある有害物質を多数含んでいることが知られており、嗜好品という位置付けは不適当であると認識されつつあります。特に、深刻なダメージを受けるのが咽喉や肺などの呼吸器で、男性の死亡原因の7位を占めているCOPDの原因と考えられています。

COPDは、死ぬよりも恐ろしい病気と表現されるほど大変な苦痛に見舞われることが特徴です。これは、煙草により呼吸器の細胞が破壊されたり炎症を引き起こしたことが関係しており、禁煙することが最も適当な予防法です。そこで、オススメなのが禁煙治療薬のチャンピックスです。

チャンピックスは、厚生労働省に承認されている医薬品で、禁煙外来を行っている医療機関で処方されています。脳内のアセチルコリン受容体にニコチンの代わりに強く結合することにより、煙草を吸ってもおいしく感じなくなります。また、快楽物質のドーパミンを少量だけ分泌するので、禁煙による苦痛はかなり軽くなります。つまり、煙草を吸う必要性がなくなる上に、止めても苦しくないということです。

チャンピックスは、呼吸器に対して直接アプローチすることはありませんが、煙草によるダメージを受けなくなるので、健康状態をキープするためには非常に有効です。特に、呼吸器の状態が思わしくないにもかかわらず煙草をどうしても止められないという人にはオススメです。

COPDは、症状が進行するごとに深刻さを増して行き、最終的には呼吸不全や心不全になります。また、他にも喫煙が原因の呼吸器の症状としては、肺がんも広く知られています。男性の方が女性よりも罹患率が3倍も高いのは、喫煙率が密接に関係しています。つまり、禁煙に成功することにより、この深刻な疾患に見舞われる危険を低く出来るということです。